6月1日に多臓器不全のため亡くなった、漫才コンビ「横山たかし・ひろし」の横山たかしさん(享年70)を偲(しの)ぶ会が6日、大阪市のホテルで営まれ、芸人仲間や関係者ら約700人が出席した。
祭壇中央に飾られた遺影は、金ピカ衣装で赤いハンカチを噛(か)むトレードマーク姿。51年間コンビを組んだひろし(72)は弔辞で「日本一の漫才師、日本一の相方やった」と涙声で感謝の弁。生前に「1万発殴られた」とネタにしていた師匠の故横山やすしさんの話題も持ち出し「殴られんようにせいよ」と天国に旅立った相方の身を案じる場面もあった。