元キャスターの栗原玲児さん死去 85歳 「木島則夫モーニングショー」サブ司会など

2019年08月08日 21:00

芸能

 1964年4月にスタートし、ワイドショーの草分けとなったテレビ朝日「木島則夫モーニングショー」のサブ司会などを務めた元キャスターの栗原玲児(くりはら・れいじ)さんが3日午後11時15分、肺がんのため死去した。85歳。葬儀・告別式は近親者で行った。
 歌手の坂本スミ子(82)と結婚したが、66年に離婚。73年に料理研究家の栗原はるみさん(72)と2度目の結婚をした。娘の栗原友(44)、息子の栗原心平(40)も料理研究家。

 フジテレビ「スター千一夜」のインタビュアーとしても活躍した。

 元NHKの西田善夫アナウンサー(2016年死去)はスポニチ本紙連載「我が道」で、聖学院高校時代について「2年生の11月、生徒会長に立候補した。当時は大学受験が厳しくなっており、立候補者が少なく、予定していた生徒が急きょ辞退し、先生に勧められて決めた。会長の前任者はやがてNHKのアナウンサーから民放に転じ『木島則夫モーニングショー』のアシスタントとして活躍した栗原玲児さんだった。栗原さんの演説は抜群で、批判的な生徒たちさえ拍手を送るほどだった。高校生の話術も今は変化しているが、高校生として栗原さんを超える話術を聞いたことはない」と話していた。
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