増岡弘「ジャムおじさん」卒業 ネットに感謝・ねぎらいの声「癒やしをありがとう」「お疲れさまでした」

2019年08月09日 11:37

芸能

増岡弘「ジャムおじさん」卒業 ネットに感謝・ねぎらいの声「癒やしをありがとう」「お疲れさまでした」
声優の増岡弘 Photo By 提供写真
 日本テレビ「それいけ!アンパンマン」(金曜前10・55、関東ローカル)のジャムおじさん役を約30年間務めた声優・増岡弘(82)が9日の放送をもって卒業。放送後には、インターネット上に増岡への感謝の言葉があふれた。
 ジャムおじさんは、パン工場に住むパン職人で、アンパンマンの生みの親。主要なレギュラーキャラクターで、声は増岡が1988年10月3日の第1話「アンパンマン誕生」から務めてきた。最後の出演となったこの日は「アンパンマンとはみがきこちゃん/フランケンロボくんとちゅらおばあ」。最後のセリフは、舞台となった沖縄で、三線のメロディーが流れる中「大好きなパパに会えて、フランケンロボくん、よかったねえ」。最後の最後まで優しい声だった。

 インターネット上では、放送開始から「きょうで最後か」「さみしい」「聞き納め。心にも刻んでおこう」などの卒業を惜しむ声。放送後には「ジャムおじさんの声に癒やされてきました。ありがとうございました」「“増岡ジャムおじさん”本当にお疲れさまでした」ねぎらいや感謝の言葉があふれた。

 今月5日、所属事務所・俳協(東京俳優生活協同組合)の朝田孝二理事長が公式サイトで、ジャムおじさん役と、フジテレビ「サザエさん」のマスオ役との降板を発表し「当組合所属増岡弘でございますが、2作品に関しましては、次の世代の方に託し、卒業させていただく運びとなりました」と理由を説明した。
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