生と死が隣り合わせだった時代…木村多江「今の平和を考えるきっかけになれば」

2019年08月10日 05:30

芸能

生と死が隣り合わせだった時代…木村多江「今の平和を考えるきっかけになれば」
NHK・BSプレミアムのドラマ「お父さんと私の“シベリア抑留” ~「凍りの掌(て)」が描く戦争~」に主演する木村多江 Photo By スポニチ
 女優の木村多江(48)が主演するNHK・BSプレミアムのドラマ「お父さんと私の“シベリア抑留”」が、10日午後9時から放送される。 
 漫画家おざわゆきさんが父親の話を基に描いた「凍りの掌 シベリア抑留記」が原案。木村はおざわさん役で、戦後のソ連・シベリアに抑留された少年たちの生々しい生活を知る。生と死が隣り合わせだった当時の様子から「生きることに執着する感覚が、視聴者の方に伝わったらいいなと思う」と話した。

 ドラマ×マンガの形式で、おざわさんが同作を描く経緯をドラマ映像で、シベリア抑留の様子はマンガのコマで伝える。「漫画からも恐怖や痛みがチリチリと伝わってくる。若い方にも、今の平和がどこから来たのか考えるきっかけになれば」とPRした。
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