「なつぞら」今度は「おしん」の田中裕子が登場!なつの主治医役 広瀬すず“尊敬”の歴代ヒロイン11人目
2019年08月17日 08:15
芸能
「なつぞら」は女優の広瀬すず(21)がヒロインを務め、大河ドラマ「風林火山」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が03年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。
田中の朝ドラ出演は79年前期第23作「マー姉ちゃん」(ヒロイン・熊谷真実)、「おしん」、04年後期第71作「わかば」(ヒロイン・原田夏希)、15年前期第92作「まれ」(ヒロイン・土屋太鳳)に続き、4年ぶり5作目。
今回、田中が演じるのは、坂場(中川大志)との間の赤ちゃんを妊娠したなつが通う産婦人科の医師・高橋秀子役。広瀬と田中は18年1月期の日本テレビ「anone」で共演しているが、制作統括の磯智明チーフプロデューサーは「広瀬さんが母親役を演じるのは初経験ということもあり、撮影開始より、とても楽しみにしていました。そうした中、なつの出産の不安を受け止め、母となる瞬間に立ち会う産婦人科医・高橋秀子役はとても大切だと、かねてより考えていました。そこで田中裕子さんであれば、大先輩でもあり、女優として深く尊敬しているということで、広瀬さんも心置きなくお芝居できると思い、出演をお願いしたところ、ご快諾していただき、今回の共演を実現させることができました」と田中の起用理由を説明。2人の共演に期待している。
また、歴代朝ドラヒロインの続々出演については「これはもう、ここまで続いた99作へのリスペクトです。素晴らしい作品を作ってきた先輩たちに対する尊敬の念と同時に、100作目まで続いたのは視聴者の皆さんがいらっしゃったからこそ。視聴者の皆さんへのカーテンコール(演劇などで終演後に出演者らがステージ上に現れ、あいさつ。観客の拍手や声援に応えること)という思いもあります」と説明。
「『あの作品の時は、こういう生活をしていた』というように、“朝ドラ”は視聴者の皆さんの思い出とつながっている部分もあると思います。歴代ヒロインの方々を今、ご覧になれば新鮮に映るところもあるだろうし、今回の100作目を機に“朝ドラ”をより好きになっていただくきっかけとなればと思います」。今後も歴代朝ドラヒロインの出演があるのか、注目される。