NGT48 パフォーマンス向上に見えた意識変化…地元新潟の目は厳しく
2019年08月19日 09:00
芸能
事件との関連性はないが、グループでの修羅場の経験が少なかったために今回の騒動でもモロさを露呈していた。
ただ、今年上半期に苦しみ悩んだことで、成長ができた。スタッフは「基本だが、メンバーのあいさつが丁寧になり、小さな仕事一つ一つにも感謝ができるように変わった」と話す。
ステージパフォーマンスの質が上がったのも、レッスン時間だけでなく、意識の変化の表れだろう。中井りかは「アイドルでいられる時間は短い」と話す。夢を諦めるわけにはいかないから、表舞台に復帰した。その覚悟は伝わってきた。
ただ、一度ついた負のイメージは簡単には覆せない。特に、期待を裏切られたと感じる地元新潟の目は、最も厳しい。短い青春の全てをかけて汚名を晴らす。ほかのグループにはない新たな宿命を背負って立った一歩目だ。(瀬津 真也)