高嶋ちさ子が明かす「おじちゃま」高島忠夫さんの秘話「バッハを弾くときは正座しなさい」
2019年08月22日 22:58
芸能
政宏は、少女時代のちさ子の印象について「こまっしゃくれているけど、高嶋家ではもっとも可愛い。美人だなと思っていた」と語り、「いとこながらドキドキする」こともあったと打ち明けた。これに対し、ちさ子は「やだー、気持ち悪い」と吐き捨てながらも、表情はまんざらでもなさそうだった。
2人は、先ごろ亡くなった忠夫さんの思い出についても語り合った。
忠夫さんは21歳で俳優デビュー、その後はバラエティー番組「クイズ・ドレミファドン!」の司会を長年務めた。いつも柔和な笑顔を浮かべていた。だが、家庭では厳格な父親だった。政宏によると、「直立不動の姿勢でビンタ」が飛ぶこともあったという。
一方、ちさ子は伯父・忠夫さんについて、これまでメディアの取材に一切応じてこなかった。その理由を初めて明かした。
「おじちゃまの取材はいっぱい来てたのね。だけど、知らない人に向けておじちゃまの話をするより、バーブ(政宏)に向けてするほうが絶対いいよね、と思っていたから。おじちゃまの思い出はバーブに話せばいいと思っていたから」
忠夫さんはちさ子のことを「チーちゃん」と呼んでいた。
ちさ子がバイオリンを始めると「もっと芸に没頭しないといけない」とアドバイス。あるとき、ちさ子が「(仕事で)松田聖子ちゃんや田原俊彦さんに会うの?」と聞くと、「バッハを弾く人は、俗世間のものに耳を傾けちゃいけない」とクギをさし、「チーちゃん、バッハを弾くときは正座しなさい」とも。
ちさ子は「ものすごいマジメ。こりゃ、話合わねえなと思ったもん」と振り返った。