藤井聡太七段 2期連続で棋聖戦2次予選進出「まずは決勝トーナメントを目標に」
2019年08月22日 17:24
芸能
終局後は勝因を「お互い玉の薄い将棋だったが、右から踏み込んでいったのが結果的によかった」と分析。得意とするゴキゲン中飛車の攻めが不発に終わった竹内は「仕掛けられた時にはもう自信がなかった」と完敗を認めるしかなかった。
初参戦の2期前は1次予選決勝で敗退、前期は2次予選決勝で久保利明九段(43)に敗れ、本戦出場を阻まれた。「まだ(本戦となる)決勝トーナメントまで進めたことがないので、まずはそこを目標にやっていけたらと思います」と力を込めた。
棋聖戦は8大タイトルの1つで、すべてトーナメントで1次予選、2次予選、シード棋士を含めた16人による本戦トーナメントが行われ、例年4月末から5月上旬にかけて挑戦者が決まる。現時点で他にも勝ち残っている棋戦はあるが、7月19日生まれの藤井にとって、屋敷伸之九段が持つ最年少タイトル挑戦(17歳313日)の更新がかかる最後の棋戦になる可能性がある。
現在のタイトルホルダーは渡辺明3冠(王将、棋王も保持)。