スリムクラブ 小栗旬の言葉で気付いた「覚悟のなさ」
2019年08月25日 06:30
芸能
![スリムクラブ 小栗旬の言葉で気付いた「覚悟のなさ」](/entertainment/news/2019/08/25/jpeg/20190825s00041000043000p_view.jpg)
当時は素直に耳を傾けられない部分もあったが「今となって思えば、全てはそういう不安や覚悟のなさが招いたんだと分かる」と真栄田は感謝する。
謹慎処分後「道を歩くだけで犯罪者のような気分になった」という2人。そんな時、助けてくれたのも周囲や仲間だった。吉本の先輩はこぞって、食料や日用品などを差し入れてくれた。5キロのミニ米俵を送ったロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)の行動に、品川庄司の庄司智春(43)はガリットチュウの熊谷茶(41)とともに謹慎芸人全員の家を回って“おかず”を差し入れたという。
普段親交のある芸人はもちろん、真栄田が「一番尊敬するお笑いキング」と話すダウンタウンの松本人志(55)も処分数日後に2人を呼び、励ましの言葉を掛けた。支援の輪は近隣の飲食店や、仕事の縁で知り合ったラグビーW杯日本代表にも広がった。内間政成(43)は「謹慎解除の日、元代表の広瀬俊朗さんからもお祝いのメールをもらって本当にありがたかった」と話す。
真栄田は「まさか自分が東京に出てきた時こういう人間関係をつくれるとは思ってなかった。こうなって初めて、人のありがたみを知った」と話した。
闇営業騒動は吉本にとどまらず、芸能界や社会に大きな問題を提起した。その中でスリムクラブは「今度は僕たちの番。詐欺被害者や悩む芸人に、今後もずっと地道に向き合っていきたい」と話す。その小さな一歩が実を結ぶ日はきっと来る。=終わり=
《内間妻帰ってきた》内間は、謹慎中に実家に戻ったと明かしていた夫人について「帰ってきましたよ」と笑顔で報告。夫人の好物の凍らせた「こんにゃくゼリー」を勝手に食べたことが原因で「いろいろ怒らせたことは事実ですが、大丈夫。心配おかけしました」と家庭円満をアピールした。