水卜アナ 駅伝練習250キロ&完走後に即司会者モードのプロ根性にネット反響「愛される理由を実感」

2019年08月27日 00:05

芸能

水卜アナ 駅伝練習250キロ&完走後に即司会者モードのプロ根性にネット反響「愛される理由を実感」
日本テレビ「24時間テレビ」の総合司会と24時間駅伝のチャリティーランナーを担当した水卜麻美アナウンサー Photo By スポニチ
 日本テレビ「24時間テレビ42」(24日後6・30~25日後8・54)の24時間駅伝で、総合司会として番組史上初めてチャリティーランナーを担当した同局の水卜麻美アナウンサー(32)が26日、同局「密着!24時間駅伝舞台ウラ~4人でつないだ148キロ」(月曜後9・00)に生出演。当日まで4人目のランナーであることは伏せられていたが、アナウンサーとしての業務をこなしながらも周りに知られることなく練習を続け、その走行距離が250キロに及んでいたことを明かした。
 今年の24時間ランナーは初の駅伝方式で実施。いとうあさこ(49)、ハリセンボン・近藤春菜(36)、ガンバレルーヤ・よしこ(28)のお笑いタレント3人までが発表されており、4人目は当日に発表というシナリオ。最後まで隠し通した水卜が番組内のステージで明かし、共演陣を驚かせていた。

 1区近藤、2区よしこ、3区水卜アナ、最終4区いとうでタスキをつないだ。2カ月間の練習での走行距離は250キロにも及んだという。“お忍び”での練習については「全くバレる瞬間はなかった」と話し、「サングラスとかマスクしたりして。ただただ怪しかったです」と笑った。

 堂々と練習ができないにも関わらず、1日おきに走ったという水卜。「怖くて怖くて(練習間隔が)空くのが。とりあえず行くしかないと思って」と振り返り、当日発表までの2カ月半の間、4人目のランナー予想を聞かれてもすっと黙っていたことに「後から見ると恥ずかしいですね」と話し、笑いを誘った。

 水卜アナにとっては、総合司会とランナーを務める異例の挑戦だったが、過酷な炎天下で42・195キロを完走。沿道の応援に「ありがとう」と笑顔を見せながら走った。スタッフが心配するほどのハイペースで走ったことについては「満身創痍のあさこさんのことも知ってるし、普段全運動しないって言ってた春菜さんのことも知ってるから、私が頑張らなきゃって勝手に思っている。役に立ちたい」と責任感からだったと振り返った。

 最終走者のいとうにタスキをつなぎ、号泣しながら長い長い抱擁。だが、少し休むと即、車に乗り込み国技館へ。「一旦気持ちを落ち着けて総合司会モードになろうとしています」と切り替え、「とにかく体に気を付けて…時間内に戻って来られなくても、とにかく無事に戻ってきてくれれば」と4区のいとうを気遣うコメント。スタジオに到着すると「応援が力になりました。ありがとうを言うために走ったのに、皆さんから声をかけてもらって」とフルマラソンを走った直後とは思えない笑顔で最後まで司会を務めた。

 この“プロ根性”にネット上では「自分のことよりも常に周りを気にかけて…感謝を伝えたいって言ってたけど、感動をありがとうと言いたい」「フルマラソンした後すぐに司会に戻るのプロ意識が凄くて尊敬」「水卜ちゃん走り終わった後裏で一人で号泣してるのをみて、テレビではそんな部分も感じさせないぐらいしっかりしてたのにいっぱい背負ってたんだなって思うと、やっぱりプロは凄い」「メンバーのこと思って弱音は吐かなかったんだな」「愛され、尊敬される人にはちゃんと理由があるんだと実感させられた」と称賛の声が相次いだ。
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