オリラジ中田、吉本問題について沈黙を破る「事務所の体制ごと変えなくても…」
2019年08月29日 21:33
芸能
また「お笑いの世界は政治に近いんです」とし「勝ち切ってからじゃないと、まず話を聞いてもらえない。こちらが正しい政策を説いても当選しなければ意味がない。自分の分野で活躍して得票することが先だなと思った」と実力を付ける大切さを説いた。
中田は、現在自身の活動にについては「通し方を交渉して、ある程度、YouTubeやオンラインサロンなどは容認されている状態」と語り、吉本については「Traditional(伝統的)でクラシックで現代から見るとブラックに見える部分もある。芸能の歴史から見るともっとブラックだった時代もある。それを変えようとしてきたのがトップの人たちだった、というのが吉本の言い分。ただ他の事務所や海外から見ると遅れているという見方もある」と分析した。
加えて、「自分たちでお金を作ろうとか、独自のプロデュースをしようというマインドじゃない芸人が99パーセント」といい、中田の元には「思ったような生活にならなかった、もっと収入がほしい」と芸人仲間が相談に来るが「アドバイスしてもほぼ実行されないんです」と本音をもらした。「『その仕組みでいいんだ』というタレントの気質もあるのでは」と指摘した。
「なぜ吉本を辞めないのか?」というたかまつからの問いかけには「いつでも辞めそうではありますよ」と言いながらも「吉本の中にいると価値を低く見がちだが、他業種にも名前を知られている会社は本当に少ない。ネームバリューがあって100年の歴史はすごい。吉本は『過去の偉大なる先人たちの賜物』でめちゃくちゃ価値があると思う」と評した。