藤井聡太七段 叡王戦初の予選敗退 驚きの一手も「手が見えなかったので…」と反省しきり
2019年08月29日 21:18
芸能
![藤井聡太七段 叡王戦初の予選敗退 驚きの一手も「手が見えなかったので…」と反省しきり](/entertainment/news/2019/08/29/jpeg/20190829s000413F2430000p_view.jpg)
そこで繰り出したのが、持ち駒から打ち込んだ74手目[後]7五角。相手の村山をして「頭になかった」という驚きの一手で、将棋ソフトでも藤井優勢に大きく傾く“勝負手”のように一見映った…が、藤井自身の心中はまったく逆だった。「手が見えなかったので…よくなかったというか、そこからダメになってしまった」。終局後は敗因に挙げ、反省しきりだった。
次局は世間の注目を浴びる、来月1日の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の2次予選3組決勝。自身初の挑戦者決定リーグ入りを懸けて谷川浩司九段(57)に挑む。
そんな大一番を前に、高校生活2年目の夏を締めくくるこの日の対局は“まだまだ宿題山積”の思いを強くさせたかもしれない。