「いだてん」勝地涼好演の美川 3カ月ぶり再登場「生きてて良かった」ネットも心配 13年何していた?
2019年09月01日 08:00
芸能
美川は四三の幼なじみで、熊本の玉名中学の同級生。一緒に東京高等師範学校に合格して上京したが、教師になることが嫌になり、落ちこぼれに。いつの時代も流行に乗っかるお調子者だが、愛嬌があり、どこか憎めない。
美川の出演シーンは多くはないものの、勝地が「あまちゃん」で“怪演”した“前髪クネ男”のように、必ずと言っていいほど爪あとを残す。先週第32話(8月25日)の次回予告に姿が映ると、ネット上で反響を呼んだ。
前回登場の第22話は1922~23年(大11~12)、女子スポーツのアイドル的存在となった村田富江(黒島結菜)らの写真を浅草の露店で売っていた美川。関東大震災(1923年)を生き延び、何をしていたのか。再登場の第33話は1935年(昭10)で、この間、劇中は約13年の時間が経っている。
再登場について、勝地は「大震災の時の様子は描かれませんでしたが、僕自身も美川ならしぶとく生き残って、どこかで暮らしていると思っていたので、生きてて良かったです」と心境。
「個人的なことですが、仲野太賀くん(四三の弟子となるマラソン選手・小松勝)とNHKのドラマで共演した際に、名古屋で中村座を一緒に観に行って、その帰りに『勘九郎さんと一緒に仕事をしたい』と2人で話したことがありました。もちろん、2人とも『いだてん』への出演は決まっていなかった時だったので、今回、四三さんとの小松勝くんとの3人のシーンがあったことは不思議な縁を感じて、とても感慨深かったです」と振り返った。