桂文福 来年の彦八まつり実行委員長は福団治と発表 目玉は笑福亭仁鶴?

2019年09月01日 20:32

芸能

桂文福 来年の彦八まつり実行委員長は福団治と発表 目玉は笑福亭仁鶴?
 「第29回彦八まつり」のフィナーレに登場した桂福団治(左)と実行委員長の桂文福 Photo By スポニチ
 「第29回彦八まつり」が1日、生国魂神社(大阪市天王寺区)で開かれ、実行委員長の桂文福(66)は「無事に終わることができました」と感謝。節目の30回目となる来年は「福団治師匠に実行委員長をやってもらいます」と大役を桂福団治(78)が務めることを発表した。福団治は「皆さんに喜んで頂けるようにしたい」と言い、来年のまつりの目玉として「仁鶴師匠にぜひ出演を。1年かけてオファーします」と笑福亭仁鶴(82)を呼ぶことを宣言した。。
 「上方落語の始祖」とされる米沢彦八の功績を称え、上方落語の伝統を知らしめるために、六代目笑福亭松鶴の命日である9月5日にちなんで91年に始まったまつり。その第1回の実行委員長を務めたのが仁鶴だった。福団治が3代目桂春団治に、仁鶴が6代目笑福亭松鶴に入門したのがほぼ同時期で、3歳年上の仁鶴を「にーやん」と福団治は呼ぶ。「企画は福丸と。これからいろいろ考えます」と自身の弟子である桂福丸(41)らと1年かけて練っていく構えだ。

 休養中で昨年10月の「京都国際映画祭」以来、公の場に出ていない仁鶴には「呼びましょう。出てきてもらいたい」と福団治はじっくり交渉していく。弟子で上方落語協会会長の笑福亭仁智(67)も「体調は悪くない。福団治師匠が呼びかけてくれたら、ウチの師匠も出てくれるかも。そうなればいいですね」と大乗り気だ。仁鶴、福団治はともに松鶴一門、春団治一門の筆頭弟子という重鎮。その共演が実現するか。注目だ。
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