「なつぞら」再び“天陽くんロス”華丸も感謝「頑張れと国民全員に言った」「我々も狩りを続けるだけ」
2019年09月04日 09:20
芸能
美術の才能があるものの、貧しさのため進学しないで農業を手伝った天陽。農作業の合間にべニヤ板に描く絵は繊細にして大胆、躍動感あふれる馬の絵が得意。アニメーターが夢のなつに絵心を教え、彼女の生涯に大きな影響を与えた。なつの上京後は青年団の演劇の手伝いをしていた農家の娘・靖枝と出会い、結婚。2児の父となる。“国宝級イケメン”と呼ばれる吉沢が好演。8月24日、次週予告に1秒映っただけで「天陽くん」がツイッターのトレンドに入るなど、今作きっての人気キャラクターとなった。
第135話は、1973年(昭48)9月。なつは愛娘の優(増田光桜)を連れ、天陽の家を弔問。天陽の両親、正治(戸次重幸)とタミ(小林綾子)は、息子が病院を抜け出した夜のことを語り始める…という展開。そして、なつがアトリエで天陽の自画像に向き合っていると、声が聞こえてきた。天陽は「絵を動かすのが君の仕事だって、優ちゃんに言われたんだろ。それで十分でないかい。だって、今のなっちゃんを動かしてるのは、優ちゃんだろ。したら、なっちゃんも優ちゃんのために、狩りをすればいいだけだべさ。なっちゃんは、ここを旅立ったあの日からずっと、オレとの約束を守ってくれたべさ。(回想:どこにいたってオレとなっちゃんは、何もない、広いキャンバスの中でつながっていられる。頑張れ。頑張ってこい、なっちゃん)。これからも、頑張れ、なっちゃん」と激励した。
天陽は天国に旅立ったが、華丸は「また新たな気持ちでね。『頑張れ』って言われましたから。なつ以外の国民全員に言ったわけですよ、天陽くんはね。我々も9時55分まで狩りを続けるだけです」と刺激を受けたようだった。