山田洋次監督 初の松竹新喜劇演出 渋谷天外「胸がドキドキしています」
2019年09月06日 18:50
芸能
天外も「寅さんの監督がウチの劇団を演出してくれるなんて、胸がドキドキしています。(松竹新喜劇の名作)『桂春団治』に匹敵するような名作にしていきたい」と力を込めた。
しかし一言一句、台本に書かれたセリフを大事にする山田監督に対し、台本をベースに役者それぞれが自分の言葉で発する松竹新喜劇の面々は、その細かい演出法に戦々恐々。天外は「非常にシビアな演出だと聞いて、全員がビクビクしております」と笑わせながらも「心が通ったお芝居になっていけば」と意気込んだ。
その言葉に山田監督が「芝居が良くなるなら、どんなに変えてもいいですよ」と甘い顔を見せると、演出助手のわかぎゑふ氏(60)が「今から甘やかしちゃダメですよ」と監督にピシャリ。爆笑を誘った。公演は「舞妓はんと若旦那」との2本立て。