ラグビー経験者・濱田岳「ノーサイド・ゲーム」逆オファー出演 司令塔役「夢のよう」金八先生と同じ役名

2019年09月07日 12:00

芸能

ラグビー経験者・濱田岳「ノーサイド・ゲーム」逆オファー出演 司令塔役「夢のよう」金八先生と同じ役名
日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」にラガーマン役で出演することが決まったラグビー経験者の濱田岳(中央)(C)TBS Photo By 提供写真
 中学、高校の途中までラグビーに所属していた俳優の濱田岳(31)がTBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(日曜後9・00)にラガーマン役で出演することが7日、分かった。初回(7月7日)オンエアを見て「こんなにも熱いドラマにラガーマンとして少しでも役に立てるなら協力したい!何役でも構わない!と思い、マネジャーさんを通じて番組サイドに伝えてもらいました」と逆オファー。念願が叶い、電撃参戦が決定した。残るは第9話(8日放送)と最終回(15日放送)。ドラマ終盤を彩る。
 数々のヒットドラマや映画の原作を生み出してきた作家・池井戸潤氏(56)が書き下ろし、6月13日に刊行されたばかりの同名小説(ダイヤモンド社)を早くも映像化。大手自動車メーカー「トキワ自動車」を舞台に、経営戦略室のエリート社員から一転して府中工場の総務部長に左遷されたサラリーマン・君嶋隼人(大泉洋)が、14億円もの“赤字”を抱えて低迷しているラグビー部「アストロズ」のゼネラルマネジャー(GM)として再起をかける姿を描く。

 濱田が演じるのは、アストロズ、宿敵・サイクロンズと三つ巴の優勝争いをしているチーム「ブレイブス」のスクラムハーフ(司令塔)・狩野伸太郎。狩野のパスがアストロズの前に立ちはだかる。ちなみに濱田がTBS「3年B組金八先生」に出演した時の役名と同じ。

 濱田は「第1話の放送を見て、まず(元ラグビー日本代表主将の)廣瀬俊朗さん(浜畑譲役)の芝居が凄いと思いました。そして主演の大泉さんの雨の中何度もタックルを繰り返すシーンに心打たれました。こんなにも熱いドラマにラガーマンとして少しでも役に立てるなら協力したい!何役でも構わない!と思い、マネジャーさんを通じて番組サイドに伝えてもらいました。それから時間が経って、もう出演はないのかなと思っていたらお話を頂きまして。レギュラーのスクラムハーフという凄い大役をいただき、正直驚いています」と出演の経緯を明かす。

 「撮影だから多少緩めに当たるだろうという思いが心のどこかにあったのですが、いざ撮影が始まるとコンタクトは本気そのものだったので“お邪魔している”という緊張が一瞬で飛びました。真剣にやらないとケガをしますし、作品のためにもならないなと、グラウンドにいる皆さんの姿を見て気持ちが切り替わりました」と本物のラグビー選手が多数出演し、迫力満点のラグビーシーンが話題を呼ぶ今作の撮影を振り返った。

 「元日本代表選手がたくさんいるアストロズは凄いですね。4年前のあの勝利(イングランド大会、南アフリカから34―32の大金星)が廣瀬選手なしではあり得なかったことはラガーマンなら誰でも知っています。その廣瀬さんが目の前にいるというのはラグビーファンとして興奮しますし、僕がラグビーをやっていた頃は齊藤祐也選手が全盛期でイケイケだったので、あこがれの選手の1人が目の前にいるというのは夢のような時間です。そして今回ブレイブスとして出演されているパナソニック。ワイルドナイツの皆さんに交じってプレイできたことはラグビー少年だった僕としては1つの夢がかなったというか。日本の最高峰でプレイされてきた皆さんの迫力や身体の大きさに圧倒されましたが、そこはラガーマンとして気持ちよく仲間に交ぜてもらえました」と少年の顔に戻り、大喜びした。

 「ラガーマンの精神である『ワンフォーオール、オールフォーワン』。少しでも番組の力になれればと思って参加させていただいたので、ドラマがよりテレビの前の皆さんに届くように、出演しているシーンがより良いものになるように頑張っていきたいと思います」と張り切っている。
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