ポルノグラフィティ、デビュー20年 10年ぶり東京Dで万感「一番素晴らしい景色」

2019年09月09日 05:32

芸能

ポルノグラフィティ、デビュー20年 10年ぶり東京Dで万感「一番素晴らしい景色」
東京ドーム公演を行ったポルノグラフィティの岡野昭仁(左)と新藤晴一 Photo By 提供写真
 ロックユニット「ポルノグラフィティ」が8日にデビューから丸20年を迎え、記念日に東京ドーム公演を行った。09年11月以来、10年ぶりの同所での公演。7日との2日間で10万人を動員した。
 グラウンド中央のセンターステージに立った2人。1曲目の「プッシュプレイ」から、観客5万人のジャンプでドームが揺れた。ボーカル岡野昭仁(44)は「20年で一番の魂の叫びを聞かせてくれ!」とあおり、ギターの新藤晴一(44)も「今日やらんでいつやるんだ」と続いた。

 99年9月8日にシングル「アポロ」でデビュー。岡野は同曲のレコーディングで「これ、いけるぞ」と確信したことを振り返った。97年に事務所と仮契約してから芽が出ず、新藤が「(事務所の)不良債権だった」と話すほどの状況だった。同曲のヒットで「自分らの道が見えた」(岡野)としみじみ語り、プロデューサーを務めた本間昭光氏(54)もピアノで加わって同曲を披露した。

 「サウダージ」「アゲハ蝶」などヒット曲満載の約3時間のステージ。岡野は「20年で一番素晴らしい景色を見せてもらいました。本当にありがとう」と万感の表情を浮かべた。
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