辻美優 初海外ロケで子役と折り紙で親交深める 赤井英和は弁当で「絆が深まった」
2019年09月10日 20:29
芸能
日比両国ボランティアらの協力により、9年の歳月を費やして完成したという今作。水道プロジェクトに参加したボランティア女子大生、明日香を演じる辻は「海外での長期滞在は初めて」と明かし、「体調管理にも水は大切」と、映画の主要テーマに触れた。さらに、明日香のホームステイ先の娘、アミーを演じたフィリピン人の子役、ミエル・エスピノーサ(8)について「撮影に入る前は必ず、アミーが私を探しに来てくれた。とにかく可愛くて」と思い出しながら「日本から持参した折り紙でアミーと風船を作った。『紙がふくらむ』のが面白かったみたい。そんなかけあいも演技には大切」と、撮影時のエピソードを語った。
日比両国の懸け橋となる「アジア協会」会員を演じた赤井も、現地エキストラとの思い出を披露。「一緒にトンネルを何10キロも掘って、汗でほこりまみれになった」と振り返りつつ「でもランチタイムになると毎回違う人が、お弁当持って来てくれて。一緒に食べながら絆が深まっていった」と、日に焼けた笑顔を見せた。
9月21日よりユーロスペースほか全国順次公開。