中川晃教 主演ミュージカルに「中華街と同時に、見に来て」
2019年09月14日 14:41
芸能
舞台経験が豊富な中川も「日本人なら誰でも知っているであろう世界。役の話を頂いた時に、いろんな20の顔を持つ男が演じられるなんて興奮しました」と振り返り、「なかなか味わえない経験。中華街と同時に、見に来て良かったと思われるようなミュージカルにしたい」と付近の人気スポットに絡めてアピール。
2度目の共演となる加藤は、「(二十面相と)ライバルとして対峙(じ)するたびにニヤけてしまうほど気持ちが高揚します」と役に入れ込んでいる様子。大原は「オリジナルミュージカルって大変なんだと実感しています。こんなに変化のあるミュージカルは無いんじゃないかなというくらい」と見せ場を強調した。
ミュージカル初挑戦の六角精児(57)は、「普通の芝居よりもスポーツに近い。こんなに体を動かしたのは久しぶり。江戸川乱歩(作品)は少年時代に読んでいたので、こんな形で舞台に出られてとても幸せです」と笑顔。高橋由美子(45)も、「こんなに走る舞台は久しぶり。良い形でボディーラインがキープされれば」と、運動量の多い演出をジョークで表現した。
森氏が「構想5年、音楽だけでも1年半かけた。これだけ時間をかけたことはない。日本語の美しさを生かすため乱歩さんの力を借りた」とする力作。世紀の怪盗が、財宝以上に盗みたいものを事件とともに描いていく。テーマ音楽は東京スカパラダイスオーケストラが手掛けた。29日まで同劇場で。10月3~6日は兵庫県立芸術文化センターで上演。