王将戦挑戦者決定リーグ 久保九段―豊島名人・王位戦で開幕
2019年09月18日 10:48
芸能
成績最上位者が挑戦者となるが、同成績の場合は原則として、持ち順位上位2人の間でプレーオフを実施。挑戦者は、来年1月に始まる7番勝負で、渡辺明王将=棋王・棋聖=(35)と冠を争うことになる。
今期のメンバーは初出場の藤井と名人位保持者の豊島以外は全員が順位戦A級所属で、なおかつタイトル保持者または経験者。「将棋界で最も過酷」と評される戦いは、11月19日の最終一斉対局までこれから2カ月にわたって繰り広げられる。
この日の対局の先後はすでに決まっており、先手は振り飛車党の久保。初手[先]7六歩と角道を空け、その後、戦型を三間飛車に構えた。
過去の対戦成績は15勝15敗とまったくの五分だが、王将戦だけに限れば久保が11勝7敗と勝ち越している。7番勝負でも2度対戦しており、いずれも冠を保持していた久保が豊島の挑戦を退け、防衛している。持ち時間は各4時間で本日中の終局が見込まれている。