桂かい枝 10・28独演会開催、落語家25周年&繁昌亭大賞受賞記念「最大限の芸を」
2019年09月19日 11:39
芸能
公立の高崎経済大を卒業後、先代の5代目文枝の門を叩いてから25年。古墳落語の復活以外にも、英語落語で27カ国を回った。「最近、中トリ、トリを任されるようになった」と上方落語界でも中堅からさらに上の立場になってきた。「芸人としてのキャリアと年齢も積んできた。年がいってる方が、お客さんに安心してもらえる説得力が出てくる」と最近は手応えをつかみつつある。「あこがれのNGK(なんばグランド花月)でもやらせてもらえるようになった」。入門時に今の自分と同じ25周年だった桂文珍(70)から「あれでエエねん」と初めて褒め言葉をもらい「すごくうれしかった」と喜んだ。「くしかつの会」で切磋琢磨(せっさたくま)してきた同期の桂吉弥(48)、桂春蝶(44)らとともに「しっかり自覚を持ってやらんといかん」と上方落語界を引っ張る構えだ。