テレ朝会長 「報ステ」CPセクハラで処分について言及「非常に残念」 調査の遅れは「反省」
2019年09月24日 14:43
芸能
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今回の件を受けて、新たにハラスメント問題対策会議を設置し、「私がその議長となって、社員のさらなる意識改革と、安心して働ける職場環境を作るための施策を講じていく」と説明。具体的には、管理職、部長、デスク、キャップ、チーフクラスなどを対象に研修を強化するという。「ハラスメント情報の察知や速やかな情報収集と対応、行為者への厳正な処分が待ち受けていることなど、徹底させることに全力を挙げていきたい」とした。
今回の事案をコンプライアンス統括室が把握したのは7月初め。「察知してから、事実関係を確認するまでだいぶ時間がかかりました」としたうえで「非常にデリケートな案件ですし、風評などもありますので、そのために慎重を期した」とその理由を説明しつつ、「この辺はもう少し早くすべきだったと反省しております」。あらためて「報道番組で起きたことですので、会社としてはより重く受け止めて、再発防止をより一層徹底して参りたい」と力を込めた。
一部では、当該CPは早河会長肝入りの人事で起用されたとも報じられているが、この件については「私が人事に関与したという報道は間違いです」とキッパリと否定。調査を受けたのは当該CP以外の番組スタッフもいるのかとの問いには、藤ノ木正哉専務は「処分を受けた社員のほかにも、番組のスタッフ、複数訴えがあった」と訴えがあったことは認めたものの、「その訴えは過去の事案で、当時の上司から厳重に注意をしていた。今回の訴えがあったので、あらためて調査を行ったが、コンプライアンス事案として確認できるものではなかった。あらめて当該スタッフには注意した」と説明した。
同局は8月30日付で社内処分を発表しており、「社員としてふさわしくない行為があったことにより、就業規則に基づき、社員1人に謹慎の懲戒処分を行った」と氏名などを伏せる形で担当職務を解かれている。