松岡茉優 ノリノリ会見で「出しゃばりすぎ?」に佐藤健「司会を取るな」
2019年09月25日 21:29
芸能
シリアスなテーマにも関わらず、舞台挨拶は和やかなムードで進行。「3兄弟に聞きます」と司会者から振られると、松岡は往年のヒット曲にからめて「だんご?」と返すなどノリノリ。兄2人に再会したのが嬉しかったのか、サービス精神いっぱいに佐藤と鈴木をフォローした。
佐藤が「白石組に参加できるのなら、線を太くして体内を汚して挑もうと思っていた」と打ち明けると、松岡は「汚いですよ、この映画の佐藤さん。もうびっくりするくらい。こんなにキレイな顔しているのに」と発言し、佐藤から「傷つくだろ?女性に言われると悲しくなるだろ?」とダメ出しをくらうことに。さらに「出しゃばりすぎ?」と反省する松岡に、佐藤が笑いながら「司会を取るな」と手慣れたやり取りを見せるなど、その様子はまるで本当の兄妹のようだった。
長男役の鈴木が「3兄弟の鈴木です」と便乗しながら「これまで活発な役が多かったので、内向的な役をくださった白石監督に感謝」とコメントすると、再び松岡が「今まで観たことないくらい頼りない鈴木さんで、観たことない3兄弟」とアピール。最終的には佐藤と鈴木の兄2人から「今まで通りの松岡。期待通りの松岡」と突っ込まれていた。
人間の心理を巧みに描くことで知られる白石和彌監督(44)は「『凶悪』など、これまでは疑似家族を描いてきた」と振り返りながら「どこかで血のつながった家族を描かないと作家としてステップアップできない」と今作に対する思いを打ち明けた。さらに「皆どこかしら家族について傷があったりするもの。そこに正々堂々と向き合いたいと思った」と話し「素晴らしいキャストに恵まれて満足。映画を観て“家族”を考えてもらえれば」と観客にメッセージを送った。