「なつぞら」放送終了 広瀬すず感謝も「力不足を目の当たり」「正直悔しい瞬間の方が多かった」
2019年09月30日 10:34
芸能
主題歌は「ロビンソン」など数々の名曲で知られる4人組ロックバンド「スピッツ」の「優しいあの子」。スピッツが朝ドラに楽曲を提供したのは初。語りはお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)がヒロインの戦死した父親役として務め、「なつよ、~」「来週に続けよ」のフレーズが話題となった。
過去99作へのリスペクトから、歴代朝ドラヒロインが総勢15人出演。大きな反響を呼んだ。
広瀬は「ずっと『なつぞら』を応援してくださって、ありがとうございました」と謝意。「力不足ということを目の当たりにした作品で、正直悔しかった瞬間の方が多かったような。。笑」としながらも「その中でも、15カ月間、毎日のように一緒にいて何よりも支えだったのはスタッフさん、キャストの皆さんでした。出会えて良かったです!最高に楽しかった!ありがとうございました!なっちゃん、ありがとう!」と役柄にも感謝した。
制作統括の磯智明チーフプロデューサーは「半年間、『なつぞら』をご覧いただき、誠にありがとうございました。たくさんの方々に見ていただき、とてもうれしく思います」と御礼。「大森寿美男さんの意欲的な脚本と、魅力的な出演者の熱演のおかげで、ゴールすることができました。放送当初から反響も多く、特になつと泰樹のシーンでは、小さなお子さんなど幅広い世代の方々から心温まる声を頂き、チームの大きな励みになりました。厳しい自然環境でのロケ、草創期のアニメ制作の再現など難しいシーンの連続も、スタッフ一丸となって乗り越えることができました」と振り返った。
「そして常にセンターに立ち続け、現場に元気を与え続けた広瀬すずさんには、改めてねぎらいの言葉をお送りしたいです。なつよ、お疲れさまでした!」と“座長”を称賛。「放送は終わりましたが、北海道十勝の風景やアニメを見て、時には『なつぞら』のみんなを思い出していただければ、うれしいです」と結んだ。