草刈民代 構想2年の舞台初日に感無量「見せたことのない顔を見せられると思う」
2019年10月04日 21:23
芸能
稽古は8月からスタートした。周防氏によると、家でも舞台の話でもちきりだったという。「2年間、(草刈が)しつこかったですよ(笑い)。家に帰ると『あそこのせりふだけど…』『あそこってどこだい?』というやりとりで」。すると草刈は「そこまでやらないと間に合わない。大変ですからね。でもやってよかったなと思います」と充実感を口にしていた。
スピーディーなテンポが心地よい2人芝居の会話劇で、英国王立演劇アカデミーの校長を15年努めたニコラス・バーター氏が演出を担当した。通し稽古中もそのつど微調整を入れていくバーター流に、高嶋は「気に入らないとすぐ止められるんです。始めは通しでできない。『止められたその瞬間からやれるのがプロだ』と言われているかのようだった」と驚いていた。
日本では初上演となる。草刈は「日本初演で皆さんにはなじみがないと思うかもしれないけど、スピード感、ユーモアもあるし、激しさも。私も高嶋さんもあまり見せたことのない顔を見せられると思う」とPR。高嶋は「皆さん、証人になって下さい」とファンに来場を呼びかけていた。
14日まで同所で上演される。