山村紅葉 ミステリー作家である母の“実験台”にされた日々「私の服に盗聴器が…」
2019年10月05日 23:41
芸能
まず、家電の数が異常であったという。テレビ、冷蔵庫、FAXはそれぞれ10台ずつ。その理由を「家電はミステリーのトリックに使えるでしょう」と美紗さん。「トリックは誰かが先に書いていたものを使ったら盗作なんです。日本の家電は最新のものが多かったので、新しいものは次々と買って。それを使えば特許のようなものだと母は言っていた」と山村は解説した。月々の電気代は20万円以上にもなったそうで「トリックを生み出せば元がとれるでしょ」と平然としていたという。
すべてを見通す“千里眼”を美紗さんは持っていた。小学生のとき、部屋で男の子と遊んでいたら、相手から「ねえ、キスしてもいい?」との誘いが。山村がそれを受け、今まさに…のところで「20年早いわ、お子ちゃまが!」と部屋に入って妨害してきたという。
そんな経験や、外で自分に何かあったときはすぐに駆け付けてくれるなど、母親のことを何でも見通すスーパーマンだと思っていたという山村。しかし、その理由は意外なものだった。「母が私の服に盗聴器をしかけていたんです」と明らかにし、周囲がざわつくなかタレントの関根勤(66)は「お母さんCIAじゃん」と驚いていた。
なんでも、家電好きが高じた美紗さんは盗聴器を自作。また、山村の服も母が全て作っていたため、ポケットに忍ばせていたという。「異常にポケットが多いな~とは思っていたのですが、当時は気づかなかったです」といい「結局その男の子は遊んでくれなくなったんです」と山村は振り返った。