怖くても逃げられない…稲川淳二“ホラー観覧車”で観客震え上がらせる
2019年10月06日 16:40
芸能
「人はどんどん地面から離れていくと、恐怖に襲われる。密室空間も不安。2つとも特に怖い話だけど、怖くても逃げ出せないんです」と稲川は語った。ホラー観覧車「怪談車」は31日まで。
一方、稲川と2人でのイベントは初めてという松原。名古屋のCS放送「エンタメ~テレ」で超常現象を探索するホラー番組「北野誠のおまえら行くな。」のプロジェクトで、殺人事件や事故などで前居住者が死亡したアパートやマンションに「事故物件住みます芸人」として住んでいる。
現在は大阪市内の団地で8軒目の事故物件に住んでおり「フルリフォームされてメチャきれい。でも、トイレだけはお婆さんの匂いがする」。前居住者は老女で、不審死のため事故物件となった2DKだ。家賃も通常の6万2000円の半額で3万1000円と芸人にとってはありがたい話。2013年、初めて事故物件に住んだ際には眠れないこともあったり、また、自宅前で交通事故にもあったそうだが「高校時代に柔道をやってたんで、受け身が決まって助かった」。さらに「慣れたら楽しいですよ。帰宅するとラップ音が4回鳴って。“お・か・え・り”と聞こえます」そうだ。ただ、周囲には影響が出ているそうで、引っ越しを手伝ってくれた後輩芸人が事故に遭遇。また、マネジャーや知人に電話をかけると、ガラスが割れる音がしたり、女性の声が聞こえてきたり。「不思議なことが起こるんです」と悪びれたところはない。
現在は大阪、名古屋でテレビ、ラジオにレギュラー出演。また、地方営業で「事故物件の怖い話」を披露するなど、稲川とは違った形で観客を震え上がらせている。「稲川さんは本当に実在しているのかどうか。ボクとは同じ人間じゃないですよ。早口も心地いいリズム。内容は深い。稲川さんの魅力です」と“別次元”の師と仰いでいた。