金田正一さん死去 長男・賢一「父である以上に野球選手だった」
2019年10月07日 05:30
芸能
プロ野球の「珍プレー好プレー特集」で、乱闘に加わる姿が何度も放送されたことからついた“武闘派”のイメージについては「確かに退場の数は多く、血の気は多かったけど、プロですからエンターテインメントを凄く意識していた」。家庭では「勝っても負けてもニッコリ笑って帰ってくる。とても繊細だし、うるさく家で言う父ではなかった」と明かした。
「三国志」や「宮本武蔵」など読書を勧められ「今の仕事に役立っているかもしれません」と感謝している。俳優デビューは高校2年生だった1978年、金田さんの友人だった故長門裕之さんが製作に関わった映画「正午なり」。その後、俳優業が軌道に乗り始め、夜にサングラスをかけて帰宅した際に「芸能人ぶるな」と注意されたという。「“スポーツ選手の子供は、体の内から出る健康美、それに勝るものはない”と言われた」と懐かしんだ。