吉岡秀隆が明かす「男はつらいよ」撮影時の心境 「つらいというか…恐怖感があった」
2019年10月07日 14:27
芸能
![吉岡秀隆が明かす「男はつらいよ」撮影時の心境 「つらいというか…恐怖感があった」](/entertainment/news/2019/10/07/jpeg/20191007s00041000290000p_view.jpg)
MCの船越英一郎(59)が「渥美清さんはもういらっしゃらないわけですけど、どんな意識と思いで映画に挑んだんですか?」と質問。吉岡は「僕の中ではつらいというか。渥美さんがいないことの再確認をするような映画作りになってしまうのかなという恐怖感があった」と率直な思いを吐露した。
それでも、メガホンを取った山田洋次監督(87)の「寅さんに会いたいんだろうなって気持ち」をくみ取った上で「日々監督の背中を見ていると、その奥に渥美さんがいるような気がして。とってもいろんなことで勉強になりました」と振り返った。
完成作品を見た感想を聞かれると「周りの方はみんな泣いていました」と周囲の反応を明かしつつ「とてもとても不思議な映画ですね。この22年の間に、いろんなものがなくなっちゃったんだなという気持ちがあふれるような、寅さんに会いたい気持ちになります」としみじみ語った。