高木美保 五輪マラソン&競歩、札幌案に「日本側に“(東京は)大丈夫”って反論できる要素がない」
2019年10月17日 13:21
芸能
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高木は「この暑さっていうものを2013年の誘致の時にそれほど重視していたかなあ」と言い、「こんなに暑い夏にマラソンどうするのってなってきた時も(東京)都の暑さ対策っていうのが出てくるのが遅いなってずっと思っていて、ようするに日本人のちまたで“どうすんのよ、この暑さ”っていう声の方がずっと先に盛り上がった記憶がある」と指摘した。
また、遮熱性舗装について「実はマラソン用というよりも熱帯夜を避けることっていうものを目的として使われる舗装」と説明。東京農大の樫村教授が遮熱性舗装の有効性について、低い部分では温度は下がるけれども50センチ、1メートルの所ではむしろ熱が上がってきてしまうという問題提起をしているとし、「JOCだったかな、(東京)都だったか忘れましたが、それについて31の危険値っていうのがあるんですが、“我々は遮熱性舗装の有効性を十分に検証しているので、その危険値についてあらためて検証はしない”っていうことをコメントしていて、その後話がないんですよ。だからその時にきちんと検証してちゃんと安全なんですっていうことをやっていたならば、IOCからこういったことが来た時にも“いや、これは大丈夫です”って反論できたものが、日本側に実は反論できる要素がないので、選手の安全を考えるってこと、観客、時に背の低い子ども、車いすとかに乗っている老人とかを考えると反論の余地ないんですけどっていうことになる」と自らの考えを話した。