お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が18日、MCを務める日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が17日に、20年東京五輪のマラソンと競歩の会場について「IOC理事会と大会組織委員会は札幌市に移すことに決めた」と、二者間では合意に達したとの認識を示したことに言及した。
加藤は「東京でマラソンを開催するために運営してきた側は、ここまで選手のケアをいろいろ考えて、この暑さでもこの湿度でもできるようにしようと頑張ってきたのに、IOCの会長のひと言で変わるのはどうなんだと、運営側の気持ちも分かる」としながらも「この前のドーハの世界陸上見た時に女子マラソンで4割の選手がリタイアしている。この状況を見たら試合にならないぞと、もし東京が暑くて湿度が高くてドーハと同じような気温になったとしたらこれはできない、札幌に変えるぞという気持ちも僕は実は分かる」と話した。
また、選手の立場から考えた場合「当然東京目指してきたから東京で走りたいっていう選手は、たぶん日本人選手には多くいると思います」と言い、「これ世界で見た時にそんな暑い所で走るの、世界各国の選手で思う人もいると思う」とした。