堀ちえみ 笑顔でファンの前に登場 文章でメッセージ「病気で得たものも沢山あった」
2019年10月20日 17:01
芸能
報道陣には堀からの直筆の手紙が配布され、そこには「本当は 私の口からご挨拶を申し上げるべきなのですが、文章によるメッセージになることを、お許しください」という謝罪の言葉も。「6割以上の舌を切除し、そこに太腿の一部を移植した為、まだ言語がおぼつかいない状況」との説明もあり、「この病気をして失ったものは沢山ありました。でも実際には、得たものも沢山あったのではないかと…そんな気持ちでいます」と思いがつづられていた。
舌がんの発覚から数々の苦悩、困難、治療を経て、表舞台に立てるようになるまでをつづったエッセー。同書について、自身のブログで「今までの気持ちを、声でまだ伝えられないから、一生懸命文字で綴りました」と記していた堀。東京の他、名古屋と大阪でもサイン会を開く。
配布された直筆メッセージは以下の通り。
皆様、こんにちは。堀ちえみです。
本日は私の「Stage For~」出版記念サイン会にお越しいただき、有難うございます。
本当は 私の口からご挨拶を申し上げるべきなのですが、文章によるメッセージになることを、お許しください。
今年の1月に、舌がんが見つかり、2月に手術を受けました。首のリンパ節にも転移があり、10時間以上の手術は想像を絶するほどの大きな手術でした。
主治医の先生方を始めとする、医療スタッフの皆様のおかげで、こうやって皆様の前に立つ事が出来ております。
6割以上の舌を切除し、そこに太腿の一部を移植した為、まだ言語がおぼつかいない状況です。
この病気をして失ったものは沢山ありました。でも実際には、得たものも沢山あったのではないかと…そんな気持ちでいます。
沢山の皆様に、まだ言葉で伝えられない分一生懸命文字で綴りました。
病気を通して、私が感じた事、ブログにも書けなかった事を、全て正直に文字にしました。
大勢の皆様が、手に取って下さると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
今後もリハビリを頑張り、一日も早く復帰出来ればと思っております。
ありがとうございました。
堀ちえみ