堺正章 「レコ大」司会で歴代最長16年 最も印象に残ったシーンとは…
2019年10月21日 22:54
芸能
堺が忘れられない「名場面」として挙げたのは2000年に受賞したサザンオールスターズの「TSUNAMI」。堺は「なかなか(テレビに)出てくれない方たちがそこに現れた。2000年(20世紀)の最後にスタジオに来てくれた。我々にしてみると感激したシーンだったな」と感慨深げに語った。
サザンはレコ大の放送開始時、年越しライブのリハーサルを横浜アリーナで行っており、“終わり次第、会場に駆けつける”ことになっていた。しかし、リハーサルが押して到着が間に合わない可能性も出てきたという。それでもあきらめず、リハ終了後に急いで会場へ向かうサザンのメンバー。その様子はヘリコプターで中継され、視聴者に緊迫感を与え続けていた。
堺は「最後に『やっぱり間に合いませんでした』って結論でねーの…」と思っていたようだが、サザンを乗せたバスは無事に会場の赤坂TBSに到着。ステージへ赤いレザージャケットを着て登場した桑田佳祐を見て、「疑い過ぎてゴメンね」とスタッフへの懺悔の気持ちでいっぱいになったという。
サザンはその後、「TSUNAMI」でレコード大賞を獲得。堺は16年間の受賞曲の中で、この曲を“魂が震えた曲”ナンバー1に挙げていた。