チュート徳井、修正申告は昨年末…発覚まで放置も問題
2019年10月27日 09:30
芸能
そもそも、事態が発覚するまで放っておいたのも問題だ。東京国税局の税務調査を受け修正申告と納税を済ませたのは昨年末。個人会社のこととはいえ、この時点で少なくともマネジメント先の吉本興業には報告をしておくべきだった。結果的に10本以上のレギュラー番組は対応に追われることになった。プロなら悪影響を第一に考えるべきだったのではないか。
SNSが広く普及して、世間の批判の声がテレビ局など制作サイドにも伝わるようになった。もちろんネットの声が世論の全てではないが、今では無視できないほどの影響力を持ち、制作サイドも敏感になっている。芸能界という小さな世界の、旧来のルールは通用しない時代。タレントもいっそう襟を正さなければいけない。(文化社会部・桑原 淳)