HKT48、指原卒業後初ツアー完走で成長実感「頑張っていける自信がついた」
2019年10月27日 20:59
芸能
そんなしんみりムードも、すぐに一変。「桜、みんなで食べた」「ぶっ倒れるまで」「早送りカレンダー」など、HKT48の元気なナンバーで畳み掛けた。指原からの卒業をテーマにした寸劇も、今回で最終回を迎えた。ジョーク満載の脚本だったが、悪役を演じた村重杏奈(21)は終了後に大泣き。田中菜津美(19)から「気持ちは分かるけど、まるで主役かのように泣くな!」と突っ込まれていた。悪の黒幕を演じた研究生の工藤陽香(13)は「毎回ツアーを回れなくても、黒幕はできるんだなって思いました」と、素直すぎる感想を口にして笑わせていた。
前日には松岡菜摘(23)坂口理子(25)らメンバーが指原と会ったという。自分の家に指原を招くことになった松岡は、「さしこちゃんが家に来るって緊張するよね」と明かした。松岡にお手伝いをお願いされた坂口は「私がなっちゃんの家の掃除機をかけるという…」と苦笑い。松岡が「さしこちゃん、カレーを食べて帰って行ったね…って、全然(指原から)卒業できてないですよね」と、ツアータイトルにかけて笑いを誘った。
4カ月にわたるツアーを完走し、田中美久(18)は自分たちの成長を実感した。「公式のツイッターで、私たちがリハをしている最初の映像が流れてたんですけど、この時ってすっごく怒られていて…。莉乃ちゃんが卒業してのツアーは初めてだったので不安だったんですけど、こんなにもたくさんの方が応援してくれることを実感して、新しいHKTで頑張って行けるんじゃないかという自信がついたコンサートになったと思いました」。松岡も「たくさんの方に助けられたツアーでした。私たちはまだまだ未熟なので、皆さんにたくさん支えられて、たくさん応援していただいて、たくさん思い出を作りたい」と語った。
アンコールでは、11月26日に劇場デビュー8周年公演を福岡・西鉄ホールで、前日25日には前夜祭を博多座で開催することが発表された。