「スカーレット」第4週平均視聴率18・9%
2019年10月28日 10:21
芸能
朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(55)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。来年3月28日まで全150回。
第4週は「一人前になるまでは」。大阪で荒木荘の女中として働きはじめた喜美子(戸田)だが、ちや子(水野美紀)の勤める新聞社から、雑用係として、引き抜きの声がかかる。喜美子は男性ばかりの新聞社でがむしゃらにがんばるちや子の姿を目の当たりにする。心が動くが、自分が女中として大久保(三林京子)に認められていないことを考え、荒木荘にとどまる。一方、信楽では川原家に泥棒が入る事件が。常治(北村一輝)は金の無心のために喜美子を訪ね、わずかな間に成長した姿を目にする。一人前になるまでは信楽に帰らないと宣言する喜美子に、頼もしさと寂しさを感じるのだった。2年半の月日がすぎ、喜美子は17歳。すっかり荒木荘の女中仕事を任されている。ちや子は相変わらず記者として忙しい。雄太郎(木本武宏)は映画の端役として売れず、歌える喫茶「さえずり」で雇われる。そして医学生の圭介(溝端淳平)は、まるで兄のように喜美子に優しい存在だ。そんな圭介の前にあき子(佐津川愛美)というかわいらしい女性が現れる。犬の散歩をする姿を見染めたものの、近づくきっかけのない圭介に、喜美子は協力を申し出る。「妹」として圭介を応援する喜美子だが、自分の思いには気づいていなかった…という展開だった。