「Wヤング」平川幸男さん死去 上方漫才界の大御所、今夏「がんで余命3カ月」
2019年11月13日 05:30
芸能
相方の佐藤武志(65)は「相方でありながら師匠でもあり家族のような存在。師匠、ゆっくり先に休んでいてください」と無念さをにじませた。
平川さんは64年に中田治雄さんと初代Wヤングを結成。80年の漫才ブーム直前の79年に中田さんが借金苦で自殺し活動を休止。横山やすし・西川きよし、ビートたけしらも実力を認めるコンビだった。84年に佐藤と第2次Wヤングを結成。「ちょっと聞いたぁ」「えらいすんまへん」のギャグで親しまれた。
◆平川 幸男(ひらかわ・ゆきお)本名平川幸朗。1941年(昭16)10月5日生まれ、兵庫県神戸市出身。56年に歌手を目指し芸能界入り。初代Wヤングではダジャレネタの「シャレづくし」で大人気となる。73年には「楽屋人生」で歌手デビュー。75、78年に上方漫才大賞を受賞。14年には長男で歌手の秋岡秀治とデュエット曲「浪花の父子酒」を発売した。