テコンド選手 マイナースポーツの苦労話を明かす ABCテレビのドキュメンタリー企画特番
2019年11月14日 06:00
芸能
しかし、5月の世界選手権は初戦敗退。応援してくれる人たちの期待に応えられない自分の無力さ痛感した。次なる戦いに向け、テコンドーの本場・韓国で修行を積むことを決意。鍛錬の成果を実感し始めた頃、あの事件が公になった。テコンドー協会と選手との軋轢が生んだ「日本代表合宿ボイコット」問題。テコンドー協会の杜撰さが連日報道される中、江畑は選手代表の矢面に立つことになった。騒動が大きくなるにつれて、江畑への取材依頼の数も増えていく。大事な一戦が目の前にあったのだが…。
9月、東京五輪出場に向けての大一番「千葉グランプリ」。大会当日会場には江畑が所属する企業の多くの社員も駆けつけた。善戦むなしく江畑は1回戦敗退。東京五輪出場の可能性は極めて低くなった。夢を諦めきれない江畑は11月に中国で開催される「グランドスラム」大会に最後の望みを託す。この大会で予選を勝ち上がり、本戦で優勝すれば東京五輪の出場権が得られる。それはオリンピックで優勝するような難しさ。「命をかけていくしかない」と江畑はラストチャンスにかける。