テレ東「きのう何食べた?」続編 元日放送決定!西島秀俊「一刻も早く撮影に」内野聖陽「攻めた表現を」
2019年11月14日 06:30
芸能
初回(4月6日)放送において「きのう何食べた?」がツイッターの世界トレンド1位。最終回(第12話、6月29日)後には「何食べロス」の視聴者が続出した。視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)も深夜(ドラマ24、金曜深夜0・12)としては高い3%台を連発。6~9月に「きのう何食べた?」展が東名阪で開催されるなど人気を博した。
ファンからの要望が数多く届いたため、テレビ東京の小孫茂社長も7月の定例会見の際に「必ず実現したい」と力を込めていた通り、早くも続編が決定。目下、キャストは主演の2人だけ、放送時間は「来年1月1日の夜」とだけ発表。ストーリーも明かされていないが、脚本の安達奈緒子氏は続投する。
西島は「ドラマを見てくださり、力強く応援してくださった皆さまのお力で、続編が決定しました。ケンジに、そして、あの優しく温かい登場人物たちにまた会えることが本当にうれしいです」と感謝。「今は一刻も早く撮影に入りたいです」とウズウズしている。
「今回は1月1日の放送ということで、ご家族や友人、恋人など大切な人に感謝の気持ちを伝えたくなったり、懐かしい誰かに連絡したくなったりするような、そんな心温まるドラマをお送りできるよう、全スタッフ・キャスト一丸となって丁寧に愛情を持って作っていきたいと思います。ご期待ください」と意気込んだ。
内野も「ゲイカップルの優しい日常生活をおいしそうに描くという、この一風変わった作品が世間の皆さまの評価を頂いたということは、自分の予想を超えてとてもうれしいです」と感激。「この作品がまだ続くであろうことは僕ら2人もそれなりの覚悟をしていましたので、そのご期待に対してどう向き合っていくのか、これから西島さんはじめスタッフさんとも話し合っていくところです」と続編への心境を明かした。
「次の物語については、あまり難しいことは考えておりませんが、あまり期待に媚び過ぎずに、僕たちが『素敵だね』と感じることを肩ひじ張らずにさりげなく描けていけたらいいかなと、今の時点では思っています。何しろ僕も西島さんもこの作品世界がとても気に入っていますので、作品の品格を壊さぬ程度に攻めた表現を探っていけたらいいなと考えています。元日放映にホッコリするような内容だといいなと思っていますが、さて開けてみたらどうなるか、僕らもとても楽しみにしています」と張り切っている。
各局が精力を注ぐ元日特番の目玉の1つになりそうだ。