沢尻エリカ容疑者「以前からMDMA使用」所持カプセルは「彼氏から預かった」

2019年11月18日 05:30

芸能

沢尻エリカ容疑者「以前からMDMA使用」所持カプセルは「彼氏から預かった」
沢尻エリカ容疑者 Photo By スポニチ
 合成麻薬MDMAの所持容疑で16日に逮捕された女優沢尻エリカ容疑者(33)が、「以前からMDMAを使用していた」と供述していることが17日、分かった。継続的に違法薬物を使用していた可能性があるとして警視庁は詳しく調べる。一方、所持していたMDMAの粉末入りカプセルについて、弁護士に「彼氏から預かった」と説明していることがスポニチ本紙の取材で判明した。
 警視庁組織犯罪対策5課の調べに対し、沢尻容疑者は「長年にわたって違法薬物を使っていた。MDMAも以前から使用していた」という趣旨の供述をしている。5課は長期間にわたり使用していた可能性があるとして実態を調べる。

 沢尻容疑者は17日朝、麻薬取締法違反容疑で送検された。留置先の東京湾岸署を出る際、車内にカーテンが引かれ、表情などはうかがえなかった。取り調べには素直に応じているという。

 沢尻容疑者については、10年以上前から大麻吸引の噂がつきまとっていた。09年にクリエーターの男性と結婚した頃には“パリピの聖地”として知られるスペイン・イビサ島を訪問。夏場は連日ビーチパーティーが開かれ「日中も堂々と違法薬物の売買がなされている」(音楽関係者)という場所で、この時も違法薬物使用の疑惑が浮上していた。スポニチ本紙の取材でも、10年前に大麻を使用していたことが分かっている。

 捜査関係者によると、その当時から組対5課と関東信越厚生局麻薬取締部(マトリ)双方がマークし、捜査対象者に名前が挙がっていた。今回の逮捕の端緒は、約1カ月前に警視庁に寄せられたタレコミ。MDMAとは別の「違法薬物を所持している」などとする情報提供で、組対5課は慎重に内偵捜査を進めた。

 違法薬物の供給ルート特定に向けて、警視庁は沢尻容疑者が16日未明に訪れていた東京・渋谷のクラブについても調べている。10日にMDMA使用容疑で逮捕された金融トレーダー、KAZMAXこと吉沢和真容疑者(30)も同じクラブを出た際に警察官に取り囲まれた。沢尻容疑者はこのクラブで開催されたイベントに参加。主催者ら関係者たちとは以前から親しく、都内の別のクラブなどで何度も夜遊びする姿が目撃されていた。組対5課は参加者も含めて関係者にも関心を寄せ、入手ルートの解明を急ぐ。
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