来年大河「麒麟がくる」放送開始を延期 1・19スタート、放送回数は未定 NHKが正式発表
2019年11月26日 12:02
芸能
沢尻容疑者の逮捕後、NHKは「今後の対応は検討中」と繰り返していたが、21日に川口の代役決定を発表。主人公・明智光秀(長谷川博己)の主君・斎藤道三(本木雅弘)の娘で、後の織田信長(染谷将太)の正妻となる帰蝶(濃姫)役を演じる。NHKは「確かな演技力があり、戦国武将の娘としての気高さと強さを表現していただけると考えた」と起用理由を説明した。
川口の代役決定時、NHK関係者は「撮り直しや編集作業の関係で1月5日には間に合わない。遅らせた分は全話数を減らすことで対応していきたい。1月中には絶対にスタートさせたい」と話していた。
「麒麟がくる」は大河ドラマ59作目。第29作「太平記」を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、大河としては智将・明智光秀を初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。