テレ東 広告収入で今世紀最大の落ち込みも 他局中継の「ラグビーW杯が喝を」
2019年11月28日 17:03
芸能
小孫社長は「放送業界にとっても記録と記憶に残る年になりました」と振り返り、「広告収入が急激に落ち込んでおります。これはテレ東に限らず、ギョッとする数字が出てきた。視聴率、広告収入の両方でダブルのショックが来ている」と危機感を示した。
そんな中にあって「他局さんが放送したことではございますが、ラグビーのワールドカップで誰一人として想定し得なかった(高い)視聴率が出たという事実も一方でございます。これも真摯に受け止めなければいけない」とも。
「放送業界が何となく”テレビ離れ”ということを自分たちが言って、何となく納得して和んでいた部分があると思うんですけど、ラグビーのワールドカップが喝を入れてくれたんではないか」と続けた。
「こういうことをやっていると、クライアントさんから見ても視聴者さんから見てもダメで、こういうことをやると、どちらからも”大歓迎ですよ”ということを1年の間に見せて頂いた。この機を生かさなければ放送人として恥ずかしいの一言。来年は東京オリンピックもございますのでNHKさんも含めて全局でスポーツの最高峰のイベントを、どうやってご覧に頂けるか挑戦していく。必ずテレビ東京は楽しくなるとお約束する」と決意を新たにした。