パラアスリート中西麻耶、信念貫き“東京”へ!「情熱大陸」でその姿に密着
2019年11月30日 01:20
芸能
中西は21歳の時、仕事中の事故で右足を失った。高校時代はソフトテニス部でインターハイ、国体に出場。スポーツに明け暮れていたが、人生最大の挫折。想像を絶する苦難だった。しかし、そんな失意の中で中西は「義足」に出会う。大きな希望をもたらし、走り幅跳びという新たな挑戦へ導かれた。16年に31歳で自己ベスト更新の5メートル51センチの跳躍で日本新記録、アジア記録を打ち立てると、同年のリオパラリンピックで4位に。メダルまであと一歩と迫った。
中西は過去、北京、ロンドン、リオデジャネイロと3大会連続でパラリンピックに出場してきた。今回で4度目となる東京パラリンピックでは、前人未到の6メートルを飛ぶことが目標だそうだ。
「走り幅跳びは、タイミングや風によって20センチも30センチも変わる時がある。6メートルを跳べる可能性があると思っています」と、その言葉に一切の迷いはない。
今回は19年11月のパラ陸上・ドバイ世界選手権大会で今季ベスト記録で金メダルを獲得し、来年の東京パラ五輪代表に内定するまでに密着。夢への切符を手に入れるまでの軌跡を追う。