「霜降り明星」粗品 夢だった「1万人の第九」でよろこびのうた朗読「期待は裏切れないと…」
2019年12月01日 20:03
芸能
昨年末のM―1と今年3月のR―1。史上最年少、かつ初の2冠制覇の原動力になったフリップ芸で歌詞を説明していった。
「“全ての者が兄弟になる”とは人類が一つになる、ベートーベンが最も訴えたかったことです」として自筆の家系図のイラストを大型ビジョンにライトアップ。「人類が一つになれる道を目指してハーモニーで歓喜の歌を歌おうではないか。みなさんが主役です」と呼び掛けて降壇した。
出演後、「イベントを台無しにする可能性があった人間。今年出てきたポッと出の芸人を大役に抜擢してくれた佐渡さんの英断、懐の深さ。期待は裏切れないと思っていた」と感激を語った粗品はピアノも弾ける、クラシック音楽通。会場でフリップを見た子供たちからの笑い声を聞き「うれしかった」と振り返り、今後の芸能活動を通じて「クラシック音楽の難しそうなイメージをもっとポピュラーなものにできるんじゃないかと思った。その架け橋になれれば」と意欲を語った。
第九の合唱には元アイドルグループ「アイドリング!!!」のメンバーでタレントの朝日奈央(25)も参加した。イベントの模様は21日午後4時からMBS系で放送予定。