イチロー氏 引退会見での名言「後悔などあろうはずがありません」に選考委員特別賞
2019年12月02日 17:00
芸能
現役ラスト試合は同日夜に東京ドームで行われた開幕シリーズ第2戦のアスレチックス戦。「9番・右翼」で先発出場した。昨年4月22日レンジャーズ戦以来333日ぶりの安打に期待が集まったが快音は聞かれず、4打数無安打。8回裏の守備から退いた。スタンドのファンから「お疲れ様でした!」などの声が飛ぶ中、帽子を取って歓声に応え、ベンチに下がった後も「イチローコール」は鳴り止まなかった。
日本での9年間に加え、米国で19年目に突入したところでの引退宣言。選考委員側は記者会見を振り返り、「夜中でありながら多くの記者を集め、83分間にわたって行われた。記者からの質問にイチローらしく、自分の言葉で丁寧に答える姿は、野球界だけではなく、国民に多くの感動を与えた」と指摘。
その上で「選考委員は、日本語として研ぎ澄まされた話の上手な人が、あえて文語めいた言葉で返したこの表現に対し、特別賞を授与することを決めた」としている。
令和最初の年間大賞には、「ONE TEAM」が選ばれ、ラグビー日本代表チームが受賞。
トップテンには「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「○○ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」も選ばれた。50音順で、順位はつけていない。