さんまが人前で初めて涙…師匠と思い出のラーメン店で「めぐり合いっていうのもええ」
2019年12月02日 16:27
芸能
![さんまが人前で初めて涙…師匠と思い出のラーメン店で「めぐり合いっていうのもええ」](/entertainment/news/2019/12/01/jpeg/20191201s00041000272000p_view.jpg)
さんまは高校3年時に、松之助さんの落語を見て衝撃を受け、京都花月劇場の楽屋口で出待ちをして弟子入りを志願。その場で松之助さんいきつけのラーメン店に連れて行かれ、許可された。1974年に落語家として初舞台を踏んだが、そのころ交際していた彼女と駆け落ちし上京した。半年ほどで彼女と別れ、大阪に戻り再び松之助さんの元へ戻り、土下座して謝罪すると「黙ってついてこい」と言われ思い出のラーメン店に入った。
「世の中にはいろいろなヤツがいるな。若いヤツらは全然わかっていないな、笑いを。でもな、若いヤツで1人だけ面白いヤツがいるんだ。とにかくおしゃべりなやつで、師匠に向かってセンスがあるとか言ってきて。とにかく面白いヤツだよ」と、さんまのことを褒める内容だった。この言葉にさんまは人前で初めて涙した。松之助さんは、さんまが東京に駆け落ちしている間も「すぐに戻ってきますから」と関係者に頭を下げていたという。
スタジオで映像を見ていたさんまは「実話やから」としみじみ。「同じラーメン屋の前で、それを言わずに」と涙の瞬間を短く振り返り、「めぐり合いっていうのもええんか、これは」と話した。さんまは過去に出演したテレビ番組で、芸人として涙を流さないというポリシーを告白。「心に決めてお笑い芸人として入ってきてるから、涙を流すのはおかしいと思って流さない」と理由を説明していた。