ディーン・フジオカ主演“月9”「シャーロック」最終回9・8% 1年半ぶりに期間平均1桁
2019年12月17日 09:00
芸能
ただ、リアルタイム視聴率では苦戦を強いられたが、タイムシフト視聴率では公表されている第8話まですべてで10%超と健闘。視聴者の心をつかんだ。
同局の看板枠・月9は、昨年7月期「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の平均10・6%、同10月期「SUITS/スーツ」の平均10・8%、今年1月期「トレース~科捜研の男~」の平均10・7%、同4月期「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の平均12・1%、同7月期「監察医 朝顔」の平均12・6%と5期連続の期間平均2桁を記録していたが、今回、1年半、6期ぶりにそれが途絶えた。
英国の小説家コナン・ドイルの名作「シャーロック・ホームズ」を大胆にリメークし、令和の東京で発生する事件を対照的なキャラクターの2人が解決していくミステリー。ディーンが主人公・名探偵“シャーロック”(誉獅子雄)で演じ、その相棒“ワトソン”若宮潤一を三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典(30)、“レストレード警部”(江藤礼二)を佐々木蔵之介(51)が演じた。ディーンは同枠初主演で、主題歌「Shelly」も手掛けた。
最終回は「愛する者を守れるか?チームCCO最後の決断」。若宮(岩田剛典)が住むベイカーハイツの管理人・園美(かたせ梨乃)が家賃を取り立てに来る。同居を禁止しているとして、園子が2人の関係を尋ねると、獅子雄(ディーン・フジオカ)は友人だと答えた。獅子雄は若宮が数日中に家賃が支払えなければ、自分のバイオリンを渡すと約束する。そんな中、拘置所からの脱走のニュースで、脱走犯中に“守谷”の名前があることを知り、獅子雄の表情が硬くなる。一方、江藤(佐々木蔵之介)には刑事部長からあるミッションを与えられ…という展開だった。
オンエア後、次週23日に「シャーロック特別編 誉獅子雄という男」が放送されることが告知された。