「テセウスの船」鈴木亮平“衝撃”の老けメイク解禁!30年後「こういう顔に…」60代囚人役「悲壮感」
2019年12月22日 12:00
芸能
タイトルの「テセウスの船」とは、ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)のこと。英雄・テセウスの船を後世に残すため、朽ちた部品を全部、新しく交換した時“この船は同じ船と言えるのか?”という矛盾を問題提起するエピソード。“過去を変えても未来の家族は同じと言えるのか?”という難しい課題を前に、主人公が必死にもがく。
鈴木のドラマ出演は「西郷どん」以来1年ぶり。鈴木が演じる主人公の父・文吾は、村の駐在警察官。毒殺事件により死刑判決を受けたが、30代だった平成から60代の令和になっても無実を訴え続けている。
特殊メイク担当の江川悦子氏(株式会社メイクアップディメンションズ)は「花より男子」「クロサギ」などを手掛けたチーフ演出・石井康晴監督と入念なプランニング。「不幸な人生を送っている悲壮感、疲れを感じさせる顔であること。そして何より、鈴木亮平さんらしさのある老人であること」にこだわった。
鈴木は「初めに特殊メイクをしていただいた際には、どこをどう貼り付けているのか、近くで鏡を見ても全く分からず、プロの方の技術に驚きました。しかも1時間ちょっとで、できてしまうのですから。(石井)監督とも話をしながらイメージを作っていったのですが、30年経ったら、このような顔になるのかと感慨深くなりました」と裏側を明かしながら、自身の年老いた顔を目にした感想。「特殊メイクを施したシーンにもぜひ注目していただければと思います」と呼び掛けた。
22日夜、日曜劇場「グランメゾン東京」(日曜後9・00)第10話放送終了後、「テセウスの船」のポスタービジュアルが番組公式サイトに掲載される。