桂文枝 創作落語300作目を来年3・4に発表 2020年は記念イヤー「いい年にしたい」
2019年12月24日 11:59
芸能
300作目のタイトルは「ハッピーエンジェル」。ともに小学生の子を持つ男女が再婚するという噺だ。マネージャーから「最近は高齢者や、亡くなった人の噺が多い」と指摘され、「子供から大人までみんなが笑えるような楽しいモノ」を作るようになった。そのために地下鉄やバスに乗って、買い物に出かけるなど積極的に大阪の街を巡っている。ICカードの使い方も知り「ヒントは身の回りにあるものから得るようにしている」そうだ。
文枝にとって2019年は「つらい1年となりました」。弟子の桂三弥さんが47歳で、桂三金さんが11月に48歳で相次いで死去した。創作落語を後継してくれると期待していた2人を失い「私が弟子2人の分まで長生きしないと」。2020年は「77歳の喜寿で、新婚さんいらっしゃいが50周年と記念イヤーが続く。いい年にしたい」と期待。さらに「400作?行けるところまで行く。結果として400作まで行けば。でも、100歳を超えてますね。覚えるのがたいへん」と笑わせた。